電子ピアノのメリット・デメリット


電子ピアノのメリット

アコースティックピアノと比較した時の
電子ピアノのメリットを、3つで言うなら

  • コンパクトで軽量、スマートなデザイン
  • 多機能で、楽しみながら練習できる
  • 安価で、はじめる際のハードルが低い

の3点だと思います。

・ピアノと比べて、あらゆる面でハードルが低い。
特に、「ピアノをやってみたいけど、自分がはまれるかわからない。」
「ピアノを子供に習わせたいけど、子供が飽きずに続けられるか不安。」
といった方におすすめ。
ピアノと比べ気軽で、演奏する楽しみを知るにはとても良いと思います。

・多彩な音色を出せるという「楽しさ」がある。デジタル楽器ならではのもの。
また、オンラインで曲や楽譜をダウンロードしたりできる機種もある。

・以前はピアノと比べてタッチなどに物足りなさがあったが、
最近はタッチ・表現力・音質が向上し、
特に上位モデルはピアノに迫るほど進化してきている。

・消音機能や、ヘッドフォンを使っての演奏ができるため、
時間を選ばず弾きたいときに気軽に弾くことができる。

・なんといってもピアノよりも安価で、重量が軽いため、お手軽で、置く場所を選ばない。
デザインもスタイリッシュでスマートなモデルが多い。

・ピアノと違い、半年に一度の調律費用がかからない。お手入れも楽。維持・管理が簡単。

電子ピアノのデメリット

電子ピアノのデメリットは、この2点だと思います。

  • 楽器としてやはりピアノには劣る
  • 電子楽器であるがゆえの耐久年数の違い

・近年向上しているとはいえ、あくまでも代用品という立場は否めない。
やはり本格的なピアノと比べればタッチも表現力も劣るので
「将来自分はピアニストになりたい」「音楽の道に本格的に進みたい」
という志向をすでにお持ちの方には是非ピアノをおすすめします。

・ピアノは調律費用など維持費がかかる反面、しっかりと手入れすれば何十年ももつ。
しかし、電子ピアノの 耐久年数は長くて20年。
メーカーで生産終了となれば、修理部品なども手に入りにくくなるのが事実です。